住宅を手放してローンを返済する場合、競売と任意売却という2種類の方法があります。競売は、債権者が裁判所に申し立てることにより、裁判所の権限によって強制的に売却し、債権の回収を行う方法です。競売の場合は、相場価格の5?7割程度で売却され、資金、引越し代はほとんどありません。そして、競売物件として新聞に掲載されるので、ご近所の方に知られる可能性もあります。
一方、任意売却は、仲介業者に依頼して買い手が付くのを待つ方法です。任意売却は、相場に近い価格で売却され、引越し代や資金も残ります。さらに、プライバシーを守れるので、近所に事情が知られることはありません。ローン返済をできないことが予想できる状態になったときは、早めに売却の相談をすることが得策と言えます。
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