投資物件はどう決めるの?利回りの基本知識を知っておこう!
何かとハードルが高そうな不動産投資ですが、ポイントをきちんと押さえれば成功率を上げることが出来ます。 そこで今回は不動産投資の基本でもある、投資物件の決め方についてお話していきます。 投資物件を決める際は利回りの知識をしっかり把握しておくことが必要です。 それでは早速見ていきましょう。
■そもそも不動産の利回りって? 不動産投資でよく聞く「利回り」という言葉ですが、これは不動産投資額に対する家賃収入の割合のことです。 もっと簡単に言うと、支出に対する利益の割合です。 不動産投資では、利益が多く出そうな投資物件を購入することがポイントとなりますが、その際の大きな指標となります。 一般的に利回りは(1年間の利益額÷投資額×100)で計算されます。
■どのように投資物件を決めるのか? 以下の投資物件があったとしましょう。 投資先1:投資額1,200万円 利益額60万円 投資先2:投資額4,000万円 利益額140万円 この場合、あなたならどちらの物件を選びますか。
投資額も利益も異なるので、どちらを選べばいいか少し迷ってしまいますよね。 「利益額だけを見れば投資先2の方が高そうですが、実際はどうなんだろう?」 そこで登場するのが利回りです。
先ほどの計算式に当てはめてそれぞれの利回りを見ていくと 投資先1:5%(60÷1,200×100) 投資先2:3.5%(140÷4,000×100) となり、今回の場合は投資先1の方が利回りは大きいことがわかります。 投資物件を選ぶ際は、このように利回りが大きい方を選ぶのも一つでしょう。
■2つの利回りを抑えておこう 不動産投資には実質利回り(手取り利回り)と表面利回りの2つがあります。 実質利回りを求める式は{(1年間の利益額-1年間の必要経費)÷投資額×100}となっています。 この式から見てわかる通り、実質利回りでは経費を考慮した上で利回りを算出するので、投資物件の投資効率を正しく理解できるのです。 表面利回りは、先ほどから紹介している(1年間の利益額÷投資額×100)の計算式です。 コチラは経費などを考慮していないので、投資効率を正しく見極めることはできません。
■物件図面から自分で利回りを算出しよう 利回りの知識を知っているだけでは意味がないですよね。 実際に投資物件を選ぶ中で、実質利回りを算出していくことが重要です。 利回りを計算する際は、価格、家賃、管理費、修繕積立金を踏まえて計算するようにしましょう。
いかがでしたか。 投資物件を見極める際は利回りのことをしっかり把握したうえで選ぶことが必要です。 その際は実質利回りの方で計算するようにしましょう。
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