01 中古住宅を賢くリフォーム
通勤に便利な都心部にお住まいをお探しだったS様は、ご要望に沿ったエリアに二階建て中古住宅を購入しました。
場所は申し分ないけれど、建物には少々気になるところがあるというS様の以下のお悩みを踏まえて、住宅とガーデン両方のリフォームを当社からご提案いたしました。
<S様のお悩み>
- リビングに光があまり入らず暗い。
- 隣地まで近いのでリビングが窮屈な印象。
- 庭が物干しのためだけの空間になっていて有効に使えない。
- 庭がジメジメして不快で、雑草が生えて手入れが面倒。
光があまり入らず薄暗いリビング。
家族皆が毎日過ごす場所だから、明るく快適な空間にしたい。
02 サンケンコーポレーションのリフォーム&リガーデン
私たちのご提案のポイントは以下の通り。
<S様邸リフォーム&リガーデンのポイント>
- リビングの窓を大きく広げて採光と視覚的な広さを確保する。
- リビングの床と同じ高さにタイルテラスを設けることでリビングとガーデン一体化、広がりのある空間をつくる。
- タイルテラスにベンチをつくり日常的に使える空間にする。
- ガーデンにタイルとウッドでテラスを設け、土を減らすことで、湿気や虫の影響も少なく、快適かつローメンテナンスに仕上げる。
03 明るく広いリビングにリフォーム
初夏に始まったS様邸のリフォーム。
リビングの天井高を上げることで一気に開放的な空間へと変化します。
元々は出窓と小さな掃き出し窓しかなく、薄暗かったリビングに、大きな開高部を設けて見通しの良い大型の窓を取り付けることで、明るく生まれ変わります。
夜間にもガーデンに出て楽しめるように照明を計画、これはリビングを広く見せる効果も発揮します。
さらにはS様にお風呂上りの缶ビールを美味しく飲んでいただくために、リビングの中のテレビが見える位置にベンチをつくりました。
リビングと一体的なテラスを設けることで、広々とした空間をつくる。
04 リビングとガーデンをトータルでリフォームする
これらのことを総合的に考えてプランすることで、リビングとガーデンが一つの空間として機能します。その結果、
- リビングが広く感じられる視覚的効果が得られる。
- 白いタイルと広い窓の効果でリビングとガーデンが明るい空間になる。
- ガーデンが、ローメンテナンスかつ日常的に使える空間になる。
といったことが実現しました。
2階から見下ろしたガーデン。タイルとウッドを組み合わせたテラス。
右に見えるのがS様お気に入りのベンチ。
玄関周り、パーキングスペースも今回リフォーム。
05 お手軽メンテで毎日楽しめるガーデンに
ガーデンはタイルテラスにウッドを組み合わせて、ナチュラルなテイストも取り入れました。
「グリーンは欲しいけれど手入れは面倒。虫が出るのは困る」というのが、多くのお客様の本音だと思います。地植えとコンテナ(鉢植え)を組み合わせてこのお悩みを解決。お手入れが楽な樹種を選定し、コンテナに入れて配置することで、ローメンテナンスでグリーンのある空間をつくりました。
コンテナ(鉢)を活用することで、簡単なメンテナンスでグリーンを楽しめるようになる。
ガーデンシンクは遊びの要素もあり、簡単な洗い物もできて実用性もある。
シンク下部には、ガーデニンググッズを収納できる。塀の後ろにホースリールを収納できる工夫で、タイルテラスをすっきりと見せる。
06 照明でガーデンとリビングからの眺めを演出
夜間もガーデンを有効に使っていただきたいので、ライティングはリフォームの重要なポイント。
また、S様邸のガーデンは、リビングの延長にあります。リビングからの眺めをできるだけ広く見せる効果を狙って照明を配置します。
照明は取替えが少なくてすむLEDを採用。エコなことで知られるLEDには虫が集まりにくいという利点もある。